格安の探偵に依頼した時によくある探偵トラブルと全般的なケース

探偵と依頼者がトラブルになる事例が多数報告されています。国民生活センターに寄せられた調査業者(興信所、探偵事務所)に関係する相談件数は、2016年度で4430件の相談があったといいます。

この相談件数は国民生活センターで受けた相談に関する数字です。実際には探偵と依頼者のトラブル件数は相談されていない事例もあるはずなので、もっと多くのトラブルがあったと考えることができます。
こうした事実から、探偵に調査を依頼しようと思ってもトラブルを恐れて依頼ができないという人は多いのではないでしょうか。

探偵と依頼者の間でどんなトラブルが発生しているのか、探偵とトラブルにならないようにする方法はないのか。
ここでは、探偵と依頼者の間で発生するトラブルに関してご紹介したいと思います。

探偵とのトラブルの種類

探偵とのトラブルとはいっても、どのようなトラブルがあるのか知らない人も多いと思います。

探偵とのトラブルは主に3つの種類に分類することができます。

  1. 格安料金の探偵に関わるトラブル
  2. 調査結果に関わるトラブル
  3. 調査内容に関わるトラブル

この3つがどういったトラブルなのかそれぞれ事例を見ていきましょう。

1.格安料金の探偵に関わるトラブル

探偵とのトラブルで大半を占めるのが、この金銭に関わるトラブルです。

例えば、探偵事務所に浮気調査を依頼することにしたが、調査契約をした後になって、やっぱり調査を止めたいと考え直し、探偵事務所に浮気調査のキャンセルとすでに支払っていた調査料金の返金を求めたが、探偵事務所は浮気調査のキャンセルには応じてはくれたが、調査料金の返金には応じてくれない。

というトラブルがあります。

他にも、探偵事務所に人探し調査を依頼して、探している人物の居場所を突き止めたと報告を受け、その人物の居場所を探偵に確認する段階になり、探偵がその人物の居場所を教える代わりに○○万円の成功報酬を払わないと居場所を教えることはできないと、すでに支払った調査料金以外の金銭を要求された。

金銭に関わるトラブルには調査の途中キャンセルの違約金から、調査が終わった後になって多額の追加料金の請求などがあります。

2.調査結果に関わるトラブル

調査結果に関わるトラブルとは、探偵が行った調査の結果が、依頼者が求めていた結果と違っていた場合に生じるトラブルのことです。

例えば、探偵事務所に浮気調査を依頼して、探偵から「浮気の証拠が撮れました」と報告を受け、依頼者が浮気の証拠写真を見ると、そこには調査対象者と浮気相手と思われる2人の人間が写ってはいるが、顔が不鮮明で誰なのか判別することができない写真を出された。

また、探偵が「絶対見つけることが出来ます」と自信満々に言うので、人探し調査を依頼したが、しばらく経って探偵から「見つけることができませんでした」と報告を受け、さらに追加で調査を行うなら追加料金が必要だと言われた。

依頼者が求める調査結果と探偵が提示する調査結果が違うことでトラブルに発展することがあります。

3.調査内容に関わるトラブル

調査内容に関わるトラブルとは、探偵がどのような手段を用いて調査を行っていたか、探偵を名乗る者が違法行為を進んで行っていた場合に起こるトラブルです。

例えば、探偵が浮気調査を理由に、調査対象者の自宅や車に盗聴器や盗撮カメラを仕掛けたが、調査対象者に盗聴器や盗撮カメラがバレてしまい、調査対象者と揉めている。

探偵を名乗る者から電話があり、「アダルトサイトに貴方の個人情報が漏れている」と言ってきて、「アダルトサイト側と示談するために○万円必要だ」と言われたので、指定された銀行口座にお金を振り込んだが、その探偵から連絡が途絶えた。

調査内容に関わるトラブルは、探偵側が違法な手段を使って調査を行った場合と、探偵を名乗る特殊詐欺が該当します。
特に特殊詐欺に関するトラブルは年々増加傾向にあり、手口も巧妙になってきています。


探偵とのトラブルを解決または回避するには

探偵とトラブルについて、トラブルを解決したり、トラブルを回避するには、何に注意すればいいのでしょうか。

トラブルの解決方法

探偵とのトラブルを解決する方法ですが、自分だけでトラブルになった探偵と交渉を行うのではなく、弁護士と一緒にトラブル解決に向けた交渉を行うことをおすすめします。
トラブルになった依頼者のなかには自分でなんとかトラブルを解決しようとする人も多いですが、トラブルの交渉は精神・肉体的な負担も多く、トラブル解決の交渉だけに時間を使うことはできません。

そのため、弁護士に仲介してもらいなるべく早く解決に向けた交渉を行うことをおすすめします。

トラブルを回避する方法

探偵とトラブルにならないように、トラブルを回避する方法として、探偵事務所選びを慎重に行う必要があります。
探偵事務所選びでは、3つのポイントに注意しましょう。

  • 探偵事務所が過去に裁判沙汰を起こしていないか
  • 調査報告書が裁判で否認されたことはないか、報告書のサンプルの確認
  • 実際の料金と見積もりの料金が大きく違っていないか

この3つのポイントはトラブルを回避するために最低限注意すべきポイントです。他にも、契約書内容の確認、調査中の途中報告の有無など、トラブルを回避するポイントがあります。
探偵事務所を選ぶ際には、トラブルを回避するポイントを意識して、調査を依頼する探偵事務所を決めてください。


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